更新日:2017/11/15

犬の成長の様子

離乳期

離乳期の犬

生後20〜60日頃が離乳期とされています。

 

生後3週頃から、乳歯が生えはじめます。しかし食物を消化する能力はまだ低いので離乳食には、柔らかくて消化の良いものを与える必要があります。

 

この時期は、食事の基礎を作る大切な時期です。ミルク、柔らかい食べ物からはじまり食事の基本となるドッグフードに少しずつ慣らしていきましょう。

 

離乳食は高タンパク・高カロリーが基本です。初めて与えるときは、指先に離乳食をのせて子犬にそっと与えましょう。それを何度か繰り返し、味や感触を覚えさせたら浅めの器に入れて与えます。

 

消化能力が弱いので一度にまとめて与えると胃腸に負担がかかります。食事は3〜4回にわけて与えましょう。

 

成長期

生後50日〜1年(大型犬は1年半)ぐらいが成長期です。

 

育ち盛りの時期です。この期間で子犬から大人と同じサイズにまで成長していきます。丈夫な体の土台を作るもっとも大切な時期なので、たくさんのエネルギー量を与えなくてはいけません。良質なタンパク質・カルシウム・リン・ミネラルは重要です。

 

成犬の2倍近いカロリーを必要としますが消化機能は、まだ完全に発育していないので一度にたくさんの量を食べることはできません。成長に合わせて変えて行きましょう。

食事の回数
  • 生後2〜3ヶ月 / 1日 4〜5回
  • 生後4〜5ヶ月 / 1日 3〜4回
  • 生後6〜7ヶ月 / 1日 2〜3回
  • 生後8ヶ月以上/ 1日 2回

1歳になるころには成人用に切り替えるようにしましょう。犬種によって成人になる年月も違ってきますので替えるタイミングは大切です。食事が合っているかは便の状態をチェックすると良いでしょう。

 

便が硬いと食事の量が不足気味、柔らかいと与えすぎといった目安になります。

 

成犬期

青年期の犬

1〜7歳ぐらいを成犬期と呼びます。犬種によっても多少時期が異なり、小・中型犬で1〜8歳ぐらい、大型犬で2〜6歳ぐらいを指します。

 

犬の一生の半分はこの時期なので成犬期での食生活が健康維持に大きく関わってきます。大切なのは、栄養バランスがしっかりとれた良質なドッグフードを正しい量で与えることです。

 

体重1sあたりのエネルギー量は、大型犬よりも小型犬のほうが高くなります。大きい体をしているからと高カロリーの食事が必要ということではありません。ドッグフードに記載されている給餌量をしっかり確認して与えましょう。

 

高齢期

通常7歳以上を高齢期といわれてます。小型犬で8歳、中型犬で7歳、大型犬では5〜6歳ぐらいから徐々に老化がはじまります。

 

犬も高齢になると運動能力が減り身体機能も衰えてきます。そのため必要なエネルギー量も20%ほど低下します。

 

内臓機能の衰えは、見た目では気づきにくいものです。まだまだ元気だと思っても高齢期になったら年に1回は健康診断を受けることをおすすめします。

 

老齢期

老齢期の犬

小型犬で12歳、中型犬で11歳、大型犬で10歳ぐらいが老年期と呼ばれています。老化とともに体の機能が確実に衰えるので体調に合わせた食事管理が重要です。

 

老年犬は飲み込む力や消化吸収能力が衰えていることがあるため、硬いドッグフードはぬるま湯などでふやかして与えると、消化を助け食べやすいです。また、水分補給にもなります。1日に与える量を少しずつ回数を増やして与えても良いでしょう。

 

犬の食事の姿勢は案外、足腰に負担がかかるものです。関節炎などの症状がある場合は、食器の位置を少し高くしてあげると首を少し下げるだけですむので負担が軽くなり楽に食べられるようになります。