更新日:2017/10/16

成犬のしつけで気をつける4つのポイント

  • いたずらや失敗を叱らずにすむような環境を整える。
  • 小さなことでもよいことはどんどん褒める。
  • 行動を見ていられない時はケージやサークルで待たせる。
  • 慣れるまで室内でもリードをつけ、困ったことをしそうになったらすぐに止められるようにしておく。

 

里親として成犬を迎えた場合、子犬以上にしつけへの配慮が必要です。体が大きな成犬は思いもしない習慣を持っていたりしつけが十分でないと人間にケガをさせてしまったり、犬自身も危ない目に合うことがあります。

 

環境を整える

成犬のしつけは環境を整えることから

迎え入れたばかりの犬がどんな性格なのか、どんな癖があるのかはすぐには分かりません。家の中で自由にさせるのであれば、「もしかしたら何でもかじるかもしれない。」という前提で部屋を整理しましょう。

 

壊されたくないものや犬が食べたら危険なものは隠してしまうか、犬が多少ジャンプしても届かない高さに上げてしまうことをお勧めします。

 

すべての犬が大人になったら自然にいたずらをしなくなるわけではありません。人間の生活に合わせたルールをこれから教えてあげてください。

 

常にリードをつけておく
  • 新しい飼い主の元に来ても、その人物が新しい飼い主であるとは分かりません。
  • 元の場所に帰ろうと逃げ出してしまうかもしれません。
  • 開いた窓やドアから逃げ出そうとするかもしれません。
  • 飼い始めてしばらくはその犬がどんなことを怖がったりするかわかりません。
  • 何を見たら興奮するのかも分かりません。
  • 散歩中に子どもを見かけてとびかかってケガをさせてしまうかもしれません。
  • 雷の音に驚いて突然走り去ろうとすることもあるかもしれません。

 

散歩中は首輪とリードを2本付けるか、首輪とハーネスを併用するなどして備えてください。もう十分に新しい環境に慣れて犬の性格も分かってきたと思えるまでは配慮が必要です。

 

サークル、ケージを活用する

成犬のしつけにはゲージを活用しましょう

常に閉じ込めておく必要はありません。就寝時や留守中は飛び越えられない高さのサークルやケージで待たせるようにしてください。

 

中には人の姿が見えなくなると不安になって物を壊したり粗相をしてしまう分離不安症の犬もいます。ケガや逃走を防ぎ、犬の安全を確保するためにもサークルやケージを活用しましょう。

 

たくさん褒める

成犬から飼い始めた犬のしつけ たくさん褒める

成犬へのしつけの基本は「褒めて教える」です。人間にとって不都合なことをした場合に体罰を与えるのは避けてください。

 

子犬と違って成犬は顎の力も発達しているため、体罰を与えられて興奮した犬にかまれると大ケガをすることもあります。とある飼い主さまでパピヨンに本気で噛まれて指の骨を骨折した方がいらっしゃいます。

 

褒めどころはたくさんあります。特別な指示に従った時だけでなく、日常生活の中でどんどん褒めてください。

 

名前を呼んだら飼い主の顔を見た、散歩中横について歩いた、サークルの中で静かにしている、飼い主のそばに来たなど、些細なことでもどんどん褒めて安心させてあげましょう。

 

信頼関係ができれば少し難しいトレーニングにも少しずつ取り組むことができます。気長に接してください。