更新日:2017/05/29

わんちゃんの身近に潜む、危険な食べ物や植物

犬の食中毒

人間にとってはおいしいごちそうが犬にとっては毒になり、命を奪うこともあります。手作り食やおやつとして、犬にとっては良くない食べものを与えないように気をつけましょう。普段、何気なく暮らしている室内にも中毒のもとはたくさんあります。

 

犬が避けるべき食べ物

タマネギ、ネギ、ニラ、ニンニクなど

犬の身の回りにある中毒の危険性 ニラ、玉ねぎ、ネギ、ニンニク

匂いのもとになるアリルプロピルジスルファイドという成分は犬や猫にとっては毒になります。

 

食べすぎると血液の中の赤血球が壊され、貧血、血尿、嘔吐、下痢、発熱などを起こす可能性があるので、ハンバーグなどタマネギの含まれる料理や煮汁も与えないようにしましょう。

 

生卵の白身

卵の白身に含まれるアビジンがビタミンの一種であるビオチンを壊してしまいます。ビオチンが足りなくなると皮膚炎などを起こす可能性があります。

 

卵黄にはビオチンが豊富に含まれているので、卵黄と一緒に食べるか加熱して食べれば問題はありません。

 

特に鶏の骨は噛み砕きやすく、とがった形に割れるため飲み込むと胃腸を傷つける可能性があります。

 

ほうれんそう

シュウ酸カルシウム尿石ができやすい犬は避けた方がいい食材です。尿石の材料になるシュウ酸を多く含んでいます。

 

チョコレート

犬の身の回りにある中毒の危険性 チョコレート

チョコレートに含まれるテオブロミンが原因で嘔吐、下痢、発熱、けいれんなどを起こす可能性があります。

 

大量に食べると死んでしまう場合もあります。ホワイトチョコレートよりもブラックチョコレートの方が危険です。

 

ブドウ、レーズン

犬が食べると腎不全を起こす場合があります。

 

キシリトール入りのお菓子

犬が食べると低血糖、肝障害などを起こす可能性があります。

 

ナッツ類

消化が悪いので下痢や嘔吐を起こす場合があります。

 

コーヒー、紅茶など

カフェインを多くとると犬や猫は嘔吐、下痢、体温不調、てんかん発作などを起こす場合があります。

 

犬が避けるべき植物

室内に置いてある植物を食べてしまうことによって中毒を起こすこともあります。特に気をつけたいものを紹介します。

  • ディヘンバキア
  • セローム
  • アイビー
  • イチイ
  • キョウチクトウ
  • クレマチス
  • スズラン
  • クロッカス
  • シクラメン
  • ユリ
  • チューリップ

植物で犬が食中毒になりえる

中毒を起こす植物を紹介するだけでも本が1冊書けるほど、毒になる植物は身近にたくさんあるので、お散歩やアウトドアライフを楽しむとき、むやみに植物をかじらせないようにしましょう。

 

室内でユリを活けていた花瓶の水を飲んだだけで腎不全を起こした例もあります。念には念を入れて、事故を避けるようお部屋の中の環境を整えてください。

 

犬が避けるべき薬物

犬が避けるべき薬物

農薬、洗剤、消毒薬、殺虫剤はもちろん、人間用の内服薬も中毒のもとになる場合があります。例えば頭痛の時に使うイブプロフェンは犬では深刻な腎不全を起こすことも知られています。

 

また悪影響のない薬でもシートのまま飲み込めば食道を傷つけることもあります。薬剤はふた付きの容器に入れてペットの届かないところに保管しましょう。これらはほんの一例です。

 

中毒を起こさなかったとしても、誤って飲み込んだおもちゃで腸閉塞を起こし受診するペットも絶えない実状です。

 

大切なペットにつらい思いをさせないためにもドッグフード以外のものを口に入れないように部屋を整理し、むやみに人間の食べ物を与えないようにしましょう。