更新日:2017/05/29

夏だけではない犬の熱中症

犬の熱中症対策

熱中症と聞くと暑さの厳しい夏に外出中に起こるイメージですが、決して夏場だけのトラブルではありませんし、家の中でも起こります。

 

パグなどの短頭種は春先でも留守番中に熱中症になりますし、自分で動けない高齢犬がこたつとホットカーペットの熱から逃げられず熱中症になったという例もあります。

 

熱中症対策ここだけは抑えましょう

熱中症対策の鉄則
  • 直射日光、高温になる場所を避ける。
  • 水分補給をこまめにする。

 

犬は汗をかいて体温を逃がすことはできないので、ハッハッと口を開いて早く呼吸することで体温を調整しようとします。

 

ワンちゃんが口を開いてハッハッと早く呼吸していれば暑がっているサインです。外出時だけでなく室内でお留守番する場合も要注意です。いつでもきれいなお水を飲めるよう給水器や食器を用意しましょう。

 

室内を涼しく保つコツ
  • お留守番用のケージは日の当たらないところに置く。
  • エアコンを入れる。
  • 通販グッズを使う。(アルミ製ひんやりプレートやひんやりマットなど)
  • エアコンを入れられない場合は、2Lのペットボトルに入れた水を凍らせたものをケージと扇風機の間に置き、扇風機で冷たい風を送る。

 

こんなワンちゃんは要注意
  • パグや狆、フレンチブルドッグなどの短頭種
  • 興奮しやすい犬
  • 自分で体を動かせない高齢犬

 

特に興奮しやすい短頭種は危険です。室温がそれほど高くなくても、飼い主の留守中に吠え続けて熱中症になることもあります。おとなしくお留守番ができるかどうか、最初は5分程度の短い時間部屋を出るところから試して様子を見てください。

 

もしも熱中症になってしまったら

犬が熱中症になったらどうする?

熱中症は重症化すれば命を落とします。かかりつけの動物病院へ電話連絡したうえで、すぐに受診してください。

 

体が熱い、ぐったりしているなどの様子が見られるときは早急な治療が必要です。応急処置としては体を冷やすこと、水を飲める状態であれば水を飲ませてください。

 

体の冷やし方
  • 体を水でぬらす。
  • 冷たい水で濡らしたタオルを体にかけ、扇風機やうちわで風を送る。
  • わきの下や内股など太い血管が通っているところを重点的に冷やす。

 

ただし、体全体を長時間氷水につけるなどの方法で冷やしすぎてしまうと、末梢の血管が収縮することによって逆に体温を逃がしにくくなることがあるため、冷やしすぎもよくありません。落ち着いて獣医師の指示に従ってください。