更新日:2017/10/16

「叱るしつけ」と「叱らないしつけ」

犬と暮らすAさんとBさん‥どちらがしつけに失敗するタイプだと思いますか?

 

  • (Aさん)悪いことをしたらひとまず叱る。言うことをきかなくても叱ることは大切。
  • (Bさん)叱らない。

 

実は「言うことをきかなくても叱る。」失敗するタイプは(Aさん)なんです。

 

叱ることが逆効果になる場合とは

「悪いことをしても叱らなかったら、どんどん悪いことをするのではないか。」と思われるかもしれませんが叱ることが悪いのではなく、問題は叱り方にあるんです。

 

悪い叱り方の見本
  • 「飼い主の服をおもちゃがわりにかじっているので、叱って取り上げようとしたら怒り出した。忘れたころに取り返そうと思って、そのまま遊ばせた。」
  • 「お客様の靴にいたずらするので叱り、ビスケットを与えて靴を離したすきに取り返した。」

 

この叱り方をすると犬は「怒ったらおもちゃを取り上げられなかった。この人間は怒れば言うことをきく。」「靴をかじったらビスケットがもらえた。ビスケットが欲しい時は靴をかじろう。」と覚えてしまいます。

 

犬は何かいいことがあると直前の出来事と結び付けて覚えます。
人間にとって都合の悪いことをされたくないからとおやつをあげるのは逆効果です。

 

逆に悪いことがあっても直前の出来事と結び付けます。

 

かじってはいけないものをかじろうとした瞬間に犬の嫌いな音が大きな音で鳴ったりすると、これをかじるといやなことがあると覚えます。

 

やめさせたい癖があるときはスマートフォンに犬の嫌がる花火や雷の音をすぐに鳴らせるように仕込んでおくのもお勧めです。

 

ただし、悪いことをしたら毎回いやなことが起こるようにしないとなかなか結び付けて覚えてくれませんので、その日によって鳴らしたり鳴らさなかったりするのは良くありません。

 

叱らないしつけ

叱りきる自信のない方は、叱らずにすむ方法を考えましょう。

 

触られたくないものは隠す、手や口が届かないところに移動させることです。

 

ゴミ箱の中の物を拾おうとするならフタ付きの物に変えたり、玄関にも靴を出しっぱなしにしないようにします。

 

面倒かもしれませんが、慣れれば家の中もすっきりするので飼い主さまにとっても快適に暮らせます。