更新日:2017/12/12

独裁犬を作らないために

犬の王様

ペットに日々愛情を持って接していると、すべてがかわいく感じますよね。自分の思い通りにならない時に飼い主さまに吠える姿にまで、甘えられているような満足感を感じることもあるのではないでしょうか?

 

しかし以下のようなサインが頻繁にみられる場合は、かわいい小さな王様が独裁者に代わってしまう可能性があるので十分な注意が必要です。

 

小さな独裁者になりうる行動
  • おやつがほしい時はもらえるまで吠える。
  • 爪切りやブラッシングをしようとしたら咬む。
  • 食事の用意をする家族に対しては強気。
  • ケージに入らない。

 

犬の習性を理解しましょう

犬は元々は集団で狩りをしながら暮らしていました。集団にはリーダーが必要です。

 

猫よりも先に人間と共同生活を送るようになった現在では、家族の中で順位付けをして、誰が1番なのかを決めようとします。犬なりに相手が自分よりも立場が上かどうか考えています。

 

犬が格下と判断してしまう人間の行動
  • 爪を切ろうとしたら咬まれそうになったのでやめる人。
  • 食事中に吠えて催促されたらつい自分の食事を与えてしまう人。
  • ドッグフードを用意するとき、特に何も指示せずに与える人。
  • ケージに入るのを嫌がったら、しばらくまた遊んであげる人。

 

犬よりも立場が低い=家来のような存在と思われるのはこんな方です。こういう人は犬にとっては「吠えたり咬んだりしたら自分の言うことをきく立場の弱い者」とみなされます。

 

また食事を無条件で与える人も「常に自分に食事を運んでくる子分」と思われています。

 

独裁犬を育てないためには

犬の心理 独裁者に育てないためのしつけ

犬の方が立場が上になるといろいろトラブルも起こりがちです。シャンプーや爪切りなどのお手入れができないのも困りますし、常に犬が欲しがるものを食べさせていては体調管理も難しくなります。

 

ケージでお留守番が出来なければ外出もままなりません。心当たりがあれば、子犬のうちから主導権を飼い主さまが握るように接し方を変えましょう。

 

上手な接し方
  • 吠えたときはごほうびを与えない。吠えなかったら与える。
  • 爪切りやブラッシングを嫌がってもすぐにはやめない。爪切りなら最低限切る真似だけでもしてからやめる。
  • 食事を与える前には「マテ」や「フセ」など指示に従わせてから与える。

 

家の中で1番立場が強いのは飼い主さまであることを教えてあげてください。犬にとって自分がリーダーでないことはそれほどストレスにはつながりません。

 

十分なお世話を受けることが出来ない、食生活が乱れる方が結果的にはストレスになります。