更新日:2017/07/10

しつけのコツはタイミングを逃さないこと

しつけは難しいように思われますが、基本はいたってシンプルです。

 

良いことをしたらほめる

悪いことをしたら叱る

 

簡単なことですがタイミングが大切です。
犬は時間がたつと何に対してのご褒美なのか罰なのかが分かりません。

 

また悪いことをした時は必ず間髪入れずに叱るように家族間で統一することも大切です。

 

叱ったり叱らなかったりると、犬は人を見て悪いことをするようになります。

しつけの基本 悪いことをした時は必ず間髪入れずに叱る

叱るときに名前を呼んだ後に罰を与えたりするのはいけません。

 

自分の名前に対して嫌な印象を持ち、名前を呼んでも寄ってこなくなったりしてしまいます。

 

ほめる時は名前を呼んであげてください。

 

犬にとってのごほうび

  • ドッグフードやおやつ
  • おおげさにほめる
  • なでる
  • 散歩
  • おもちゃで遊ぶ

 

ドライフードやドライフードと同じくらいに細かく刻んだジャーキーやビスケットです。
良いことをしたらすぐに与えられるようにポケットなどに入れておきます。

 

ほめるしつけの例

例えばお座りを教えたい場合は、まずごほうびを1粒手に持って立っている犬の頭の上まで持っていきます。

 

犬がごほうびをほしがって見上げ、偶然にでもおしりがぺたんと地面についてお座りの姿勢になったら「よし!」とほめながら、すぐにごほうびを食べさせて何度か繰り返します。

 

日を変えて何度か取り組んでみましょう。

 

犬は「お座り」と言われたた時にこの姿勢をするとごほうびがもらえるということを覚え、手を頭の上に持っていかなくても掛け声だけでお座りをするようになります。

 

犬にとっての嫌なこと
  • 大きな音
  • 閉じ込められる
  • 苦いもの
  • 体罰

 

携帯電話などに物が落ちる音や爆発音などを入れておき、悪いことをしたときにすぐにその音を鳴らすのも効果的です。

 

ただし体罰はお勧めしません。

 

例えば悪いことをしたときに頭を叩いて罰を与えたりすると犬は頭を触られること自体を警戒するようになり、家族以外の人間がなでようとして噛まれるトラブルが起こる可能性もあります。

 

叱るしつけの例

子犬が手にじゃれついて歯形がつくくらいに噛みついてきたら遊び相手にならないでください。遊びは子犬にとって素敵なごほうびで、噛んだら遊んでもらえると覚えます。

 

じゃれて痛いくらいに噛んできたら、大きな声をあげたりせず低い声で短く「ダメ」「イケナイ」などと言いケージに入れて相手をしないようにします。

 

この時、ケージの中から出してほしいと催促して吠えているうちは出さないでください。吠えたらケージから出られることを覚えます。

 

吠えていない時や簡単な指示(マテ、お座り)などができた時に出してあげてください。

この悪い習慣は誰が教えた?

良い習慣も悪い習慣もすべてそのワンちゃんのお世話をしている家族が教えたものです。

 

ワンちゃんに家の中で吠え続けるように教えた覚えはないと思われるかもしれません。
しかし吠え続けたらいいことがあったから習慣になっているのです。

 

  • 吠えたらケージから出してもらえた‥
  • 吠えたら家族が集まってきて声をかけた‥
  • 吠えたらビスケットが差し出された‥

 

こんなことが何回かあれば十分です。次は吠えてもビスケットがもらえなかったら、前よりももっと大きな声で長い時間吠え続けます。

 

家族が根負けしてビスケットを与えたら、今度は大きな声で長く吠え続けたらビスケットが手に入ることを学びます。

 

犬の基本的なしつけ いい習慣を家族みんなが意識する

習慣になったら困ることをした後に犬にとってごほうびになることをするのはやめましょう。長く習慣になっていることほど修正するには時間がかかります。

 

子犬のうちから家族全員が意識してしつけに取り組む必要があります。

 

 

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