更新日:2017/11/15

添加物の表示基準はありません。

ドッグフード 添加物の基準について

ペットフード安全法というのがありますが、実は原材料に含まれる添加物の表示までは義務付けられていないので、添加物を全て知るというのは難しいんです。

 

実状は、人に禁止されていてもドックフードでは良いとされている添加物がたくさん含まれていることがあります。

 

こういったことから一般的には「添加物=悪」と考える方は少なくありません。

 

ドックフードは確かに手軽で便利な物ですが、栄養のバランスから考えると手作り生食を推奨する方も少なくないので、「問題は無い」と断言するのは難しいかもしれません。

 

添加物を入れる理由
  1. 見た目においしそうな彩りや食感になる。
  2. ゲル状にしたり形や状態を維持する。
  3. ビタミンなどの栄養を補強する。

ほとんどの添加物は人や動物が使い続けても安全なことが確認されていますが、中にはBHA( 酸化防止剤 )のように発ガン性が確認されているものもあります。

 

日本の場合は使用が制限されているBHA( 酸化防止剤 )が添加されているドッグフードもあるので、「この添加物は入っていてもいいけど、この添加物は入れてほしくない。」というような自分の中で選択されるのがいいと思います。

 

一般的な添加物の種類

抗酸化物質、抗菌性保存料

 

ドッグフードの酸化を防ぐもの、長持ちさせるもの。

水分保持剤

 

セミモイストフード(※)の水分を逃がさないようにする。

着色料

 

ドッグフードの色をおいしそうな色にする。

乳化剤、安定剤、増粘剤

 

ウェットフード(※)のとろみのあるソースやゼリーを作りやすくする。

嗜好性強化剤

 

フードの味をおいしくする。

その他の添加物

 

犬のうんちやおしっこの臭いを減らすものなど。

これらの添加物は本当にすべて必要でしょうか?

ドッグフード 色の判断はできない

例えば着色料と使って色みを付けても、犬には物が白黒でしか映らないので色で食欲が増すことはありません。

 

あくまでドッグフードを購入する「人間にとっておいしそうに見える」ように使われているだけなので、着色料を使わない場合は原材料の色がそのままフードの色になります。

 

よって出来上がったフードの色合いは微妙に変化が出てしまうため、常に一定の色合いを保つために着色料が使われる場合もあります。

 

しかし保存料が全く入っていなければフードがすぐに痛んでしまいます。

 

ですから合成の保存料ではなく、自然派の抗酸化成分を配合しているものや、犬にとって必要のない添加物は含まれていないフードを選ぶことをお勧めします。

 

自然派フードとはどんなものでしょう?

無添加フードが気になる方は自然派フードも気になるのではないでしょうか?厳密に言うとこの自然派フードにもはっきりとした定義はありません。

 

日本で総合栄養食の栄養基準となっているAAFCO(米国飼料検査官協会)は「自然」の定義を次のようにしています。

「ビタミン・ミネラル以外の全ての成分、および成分の組成が化学的に合成あるいは変化されていないペットフード」

つまり鶏肉、小麦など加工されていない原料を使っている、合成保存料などの添加物を使っていないというような意味合いになります。AAFCOはこの条件に合うペットフードはラベルに「自然」と表示することを認めています。

 

ドッグフードに使われていた危険な添加物

ドッグフードの危険な添加物

犬は肉食動物です。原材料には、主に動物の肉を多く使用し、そのため長く保存できるよ保存料・酸化防止剤を添加します。

 

その際、人間の食品には使用されないBHTBHAまたはエトキシキンなどを添加する場合があります。

 

色々な食べ物を食べる人間とは違い、犬は毎日ドッグフードを食べます。このような添加物には、発がん性や内臓に害を与える物などや、アレルギーの原因につながってきます。

 

危険な添加物

BHT

他の酸化防止剤に比べ安定性に優れていて安価な酸化防止剤として、接着剤、ゴム、繊維加工剤などに使用されています。

 

1956年食品添加物として認可され、魚介冷凍品や魚介乾燥品、チューインガム、食用油脂、バターなどへの限定的な使用が認められていますが、米国では膀胱ガンや甲状腺ガンを誘発する可能性があるといわれていて、毒性の強い添加物とされています。

BHA

もともとはガソリンの酸化防止剤です。1954年に食品添加物として認可され、食用油脂、バター、マーガリンなどに広く使用されていましたが、発ガン性が確認され、現在では「油脂の製造に用いるパーム原料油およびパーム核原料油」に限り使用が認められていますが、一般食品に使用する事は禁止されています。

エトキシキン

米国がベトナム戦争で使った化学兵器、枯葉剤の成分に使われていたとされ、酸化防止剤としては、非常に安定性が高いものです。

 

殺虫剤、農薬、除草剤などにも使われ抗酸化作用があります。これについては、日本では人間用の食品添加物として使用不可とされています。農薬としての使用も禁止されています。