更新日:2017/07/10

獣医師が教えるドッグフード選びの実態

飼い主さまとお話しするとき、ドッグフードの選び方はこう伝えるようにしています。

 

獣医師が伝えるドッグフード選び
  • 犬にとって必要な栄養をバランスよく含む総合栄養食である。
  • 安全な材料を使っている。
  • 合成保存料や着色料など不必要な添加物を使っていない。

 

しかし動物病院に初めて来られた飼い主さまになぜその食事を選ぶのかを尋ねると全く違う答えが返ってくることも多いものです。

 

動物病院にくる方のドッグフード選び
  • 値段で選んでいる。
  • ずっと同じものを買っている。特に選んでいない。

 

低価格でも良いドッグフードとは?

低価格でも良いドッグフードの探し方

少しでも安いものを購入したいという方が多いのも分かります。

 

しかし、最近はドッグフードも定価で販売されていることは少なく割り引かれていることがほとんどなので、同じような値段なら品質の良いものを選ばれることをおすすめいたします

 

少しコツを紹介すると、実はドッグフードは大きく分けて3つの価格帯に分類されます。もちろんプレミアムが一番高級で、エコノミーが低価格です。()内は代表的な商品です。

 

  • プレミアム(サイエンスダイエット、コンボ)
  • スタンダード(愛犬元気、ビタワン)
  • エコノミー(元気なチャピィ)

 

獣医師が安心してお勧めできるドッグフードはプレミアムに分類されるものがほとんどですが、最近は価格の競争が激しいためかかなり割安になっているようです。

 

ちなみに商売の上手なペットフードメーカーは全ての価格帯の商品を製造販売し、多くのお客さまをつかんでいます。

 

反面、プレミアムフードを普及させることだけに力を注いでいるメーカーもあり、そのあたりから各メーカーのポリシーを感じるのもおもしろいですね。

 

そのドッグフードで大丈夫?

ペットショップで勧められたものをずっと使っているという方も多いのですが、新しい家での環境に慣れたら成長や体調に合わせて食事の種類や量も見直してあげてください。

 

食事を変えると改善しやすいのは、毛づやや皮膚の乾燥、肥満などです。

 

ドッグフードを消化吸収の良い材料を使ったものに変えたら、うんちのにおいや量が気にならなくなったという話もよくあります。