更新日:2017/12/12

獣医師が推奨するドッグフードとは?

ラブラドールの子犬とドッグフードの入れ物

ドッグフードは市販や通販でかなりの数があり、種類もどんどん増えています。動物病院に来られる飼い主さまからも、ドッグフード選びについてよく質問されます。

 

ワンちゃんの食べ物の健康は密接に関係しています。そのためドッグフード選びは非常に重要で、病気を防ぎ長生きするかは飼い主さまが選んだドッグフードで決まると言っても過言ではありません。

 

それでは何がいいのでしょうか?

 

獣医師歴18年の経験からおすすめは無添加ドッグフードです。

 

無添加以外のドッグフードに比べると、少しコストは割高ですが、なにより再優先すべきは「栄養面・安全性」だからです。犬は人間よりも寿命が短く、食べるものの影響を受けやすいのでしっかりとしたドッグフードを選んであげてください。

獣医師がドッグフードを選ぶ3つのポイント

獣医さんと犬

こちらでは、獣医師としておすすめできる厳選されたドッグフードのみ掲載しています。病気のリスクを考えた健康面のバランスや原材料、ワンちゃんの食いつきを考慮しました。

 

獣医師がドッグフードを選ぶ時の3つのポイント

おすすめドッグフードの基準

 

  1. 原材料にこだわっている(無添加に限定)
  2. 食いつきが良い(試飲会で結果が出ている)
  3. 信頼できるメーカー(安全面を徹底している)

 

 

原材料にこだわっている(無添加に限定)

ドッグフードの無添加マーク

添加物は合成保存料や防腐剤、酸化防止剤などのことを指します。いずれもドッグフードが腐らないための薬剤で、食べてすぐに影響はでませんが、徐々にダメージが蓄積され健康を害する恐れがあります。

 

犬の添加物によるダメージがは人間より深刻で、特に子犬の場合は発育不良が生じる可能性もあります。

 

人が食べるものは法律により添加物に制限がありますが、ドッグフードには厳しい法律がないことから、危険なドッグフードは今も流通しているのです。

 

また、無添加と書いてあっても、他に比べて安価なものは疑いましょう。自社で添加物を加えていない事をいいことに、表記されていなかったり、パッケージでナチュラルさを印象づけるものもあります。安すぎる無添加商品はおすすめできません。

 

食いつきが良い(試食会で結果が出ている)

犬がドッグフードをバクバク食べている

いくら健康にいいドッグフードでも、ワンちゃんが食べないと意味がありません。

 

海外大手メーカー「カナガン」のドッグフードは、無添加で安全性の高い商品でありながら食いつきが良く、ドッグフードの人気ランキングでもたびたび上位にランクインしています。

 

モニターとなった全てのワンちゃんが、喜んで食いついたという驚きのデータもあります。公式ページでも「おやつや缶詰しか食べないような偏食ワンちゃんにこそ試してほしい」と書かれています。

 

毎日食べさせるドッグフードですから、食いつきも重要な選考基準となります。現在ではトライアルやお試し購入もあるので、食いつきをみてから決めると間違いありません。

 

信頼できるメーカー(安全面を徹底している)

カナガンドッグフードの原材料表記

カナガンドッグフードの原材料表記

 

原材料がしっかり表記されているのは最低条件です。現在流通していませんが、一昔前は「飼料栄養素材」としか明記されていないものもありました。

 

重要なタンパク源である肉を原材料として表記している場合でも、「鶏肉」・「豚肉」・「牛肉」というように、なんの肉が使用されているかハッキリ記載されているメーカーのドッグフードは信頼できます。

 

例えば、オーガニックのドッグフードなら、原材料が育つ過程までしっかり管理されているので安全性が高いです。ドッグフードは悪質な業者が多いことで有名ですので、原材料をしっかり明記しているメーカーを選びましょう。

獣医師おすすめのドッグフードランキング

 

このランキングでは市販にある約30種類以上のドッグフードの中から、上記の3つのポイントをクリアしている信頼できるドッグフードのみをピックアップしました。

 

しっかりとフィルタリングしていますので、迷った時は参考にしてみてください。

 

 

カナガン(CANAGAN)の特徴

カナガンで使用している原材料は、すべて人間が食べられるほどのクオリティで、品質へのこだわりを感じることができますので安心です。 家族の一員として、病気などのリスクをすくなくするため、愛犬がより良い生活をおくるためには非常におすすめできるドッグフードです。 他のドッグフードに比べて食いつきが良いと評判で、特に子犬や小型犬におすすめです。

価格 3,960
内容量 2kg
評価 評価5
 
 

モグワン(CANAGAN)の特徴

「カナガン」のスタッフが、理想の食いつきの良さと健康面を考えて作ったドッグフードです。試食会で97.8%ものワンちゃんが食いついたというデータがあるドッグフードです。 原材料の全てヒューマングレードで動物性タンパク質50%以上のグレインフリーで栄養も豊富。獣医師の84%がモグワンドッグフードを食べさせたいと回答しています。

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価格 3,564
内容量 1,8kg
評価 評価4.5
 
 

FINEPETS ドッグフードの特徴

世界最高水準のドッグフードが1000円(税抜き)で試すことができるのはFINEPETSだけです。 賞味期限が短いのがデメリットですが、それは防腐剤や添加物などの余計なものが入っていない証拠でもあります。 放射能検査もしているくらい徹底しているので、通常購入は少し割高ですが安心を再優先にするのであればおすすめです。

価格 3,142
内容量 1,5kg
評価 評価4
 
 

ナチュラルドッグフードの特徴

ナチュラルドッグフードは、人工的に合成された添加物を一切使わない選び抜かれた11種類の天然素材だけでつくられています。 自然の栄養素を吸収しやすくすることで、本来の自然治癒力を引き出してくれます。 ももともと、愛犬の体質改善を願って考案したレシピのドッグフードなので、便秘や・下痢ぎみのワンちゃんにおすすめです。

価格 3,600
内容量 2kg
評価 評価4
 
 

無添加ドッグフード『ブッチ』の特徴

全犬種オールステージ対応のドッグフードです。 原材料は人が食べても安心なヒューマングレードで、全て環境規制が厳しいニュージーランド産を使用、人工添加物・グルテンフリー・水分含有量が70%のウェットフードです。 水分量が多いため、歯に問題をかかえるシニア犬でも安心して食べさせられると評判です。

価格 4,374
内容量 800g×3(2,4kg)
評価 評価4
 
 

獣医がチェックしているドッグフード選びの基準

 
主原料が動物性タンパク質である

ドッグフードのパッケージに記載の原材料の中で一番先に書かれており、このドッグフードの中で一番多く使われている材料です。ワンちゃんの成長に欠かせない栄養は動物性のタンパク質です。毎日上げる愛犬の食事はこの「動物性タンパク質」である獣肉や魚が使用されているドッグフードが望ましいです。

 

危険な原材料がはいっていないものを選ぶ

愛犬に与えたくない材料として「肉副産物」、「ミートミール」、「肉粉」、「動物精油脂」、「穀物」が挙げられます。この4種類の材料は何の肉や脂肪が使われて判断できません。中には4Dミートと呼ばれる粗悪な肉を使っているドッグフードも多く存在します。また、主原料に穀物のドッグフードも肉食動物である犬には適しません。

 

添加物が入っていないもの

左は人の目からみたドッグフード、右は犬が見たドッグフードです。

着色料、発色剤

見栄えを良くして飼い主の目を引くために着色料が含まれるドッグフードがあります。しかし、犬が見る映像は白黒のため、着色料や発色剤を使ったカラフルなドッグフードはまったく意味がありません。さらに退色防止のために保存料や、色素強化剤を使っているものもあります。これらは犬の健康に一切役立ちません。

 

酸化防止剤

ドッグフードの消費期限を伸ばすために使われる添加物です。天然のものと合成のものがあります。合成酸化防止剤は天然の酸化剤よりはるかに強く、ドッグフードの消費期限をおおきく伸ばすことができます。

 

しかし、「BHT」「BHA」「エトキシキン」といった合成酸化防止剤が使われており、これらの酸化防止剤のリスクについては発がん性など様々な警鐘が鳴らされています。ドッグフード各社では天然の酸化防止剤へのシフトチェンジが進んでいますが、現在も安価なドッグフードには使用されています。

 

嗜好性増強剤

嗜好性増強剤や着香料は、犬好み味やニオイを添加することで食いつきが良くなるといった効果があります。しかし、裏を返せば味付けしなければ無理にでも味付けしないと犬が食べないような質の低い材料を使用しているとも見れます。

 

怖いのは、この嗜好性増強剤は原材料表示に記されないことが多く、この合成調味料とも言える味に慣れてしまい、と無添加ドッグフードや手作り食を食べなくなる場合もあります。

 

栄養価が最低基準を満たすドッグフード

米国飼料検査官協会(AAFCO)の定める犬の生育に最低限必要な栄養水準を満たすドッグフードが望ましいです。犬の体を作る重要な栄養素はタンパク質です。また、脂肪の基準も満たしているとベストです。

AAFCO 栄養基準に基づく成分分析一覧表(ドライフード)
幼犬用基準

・タンパク質:22.0以上
・脂肪:8.0以上

成犬用基準

・タンパク質:8.0以上
・脂肪:5.0以上


AAFCO 栄養基準に基づく成分分析一覧表(ウェットフード)
幼犬用基準

・タンパク質:22.5以上
・脂肪:8.5以上

成犬用基準

・タンパク質:18.0以上
・脂肪:5.5以上


 

毎日与えるものですから栄養価はもちろん、ワンちゃんにとって不必要な添加物が入っていないものが理想です。安物買いの銭失いという言葉がありますが、ドッグフードに関してはお金だけでなく健康をも失う可能性があります。

 

私達が食に気をつけると同じように、愛犬の食も気を使ってあげてください。

 

ドッグフードにまつわるQ&A

ドッグフードは何を基準に選べばいいの?

主食の場合は商品パッケージに「総合栄養食」と記載があるものをえらんでください。次にあなたの愛犬のライフステージ(年齢)やその時の体調に合わせるのが基本です。

 

ドッグフード選び3つのポイント

 

ドライフードとウェットフードどっちがいいの?

ドッグフードは大きく分けると「ドライフード」、「ウェットフード」の2種類あります。どちらタイプが良いのかというとドライフードがおすすめです。理由としては犬は歯が多く、年齢を重ねると歯周炎などのトラブルが増えることから、歯石のできにくいドライフードが適しているんですね。

 

ウェットフードは水分が摂取しやすく、消化に良いなどのメリットもありますが、値段的にドライフードのほうが抑えられます。現在ではその中間の半生「セミモイストフード」もありますが、あまりおすすめできません。なぜか言うと、半生タイプは腐らせずにある程度保存できるほど保存料が含まれている可能性があるからです。

 

3種類のドッグフードの詳細ページ

 

ドッグフードの給餌量はどうやって調べればいい?

犬は同じ体重でも、犬種により消火能力や運動量はそれぞれ異なりますので、適した餌量もそれぞれの犬で違います。ドッグフードのパッケージに記載されている量も、あくまで「目安」ですので、体型や便の様子から適量を判断してください。

 

適正のドッグフード給量を調べる「獣医師会広報板「イヌのカロリー計算」

 

穀物を使ったドッグフードはダメって聞いたけど?

「穀物に含まれる成分がほかの栄養素の吸収を妨げる」や「アレルギーの原因になる」といった記載がよく見られます。発芽玄米などに含まれるフィチン酸がミネラルと結合することで、吸収を阻害し必要なミネラルが吸収できないというものです。

 

しかし、フィチン酸は免疫を活性化させたり、身体の毒素は排出する作用があるので、犬にとっても有益な成分です。要は糖分や塩分と同じように摂りすぎないことが重要です。

 

アレルギーに関しては、穀物に含まれるグルテンがアレルギー性の皮膚疾患を引き起こすと言われます。このグルテンが気になるようであれば、グルテンフリーの穀物を使用したものを食べさせれば問題ありません。一切の穀物を食べさせず肉食ばかりでは、栄養が偏り犬の健康によくありません。

 

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